
学力・人間力向上のためのブログ
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2025/09/14
人間力を育む――「なんのために生きているのか」を問い続ける学び
NHKの朝ドラ「あんぱんまん」の中で語られる言葉に、心を打たれるものがあります。「なんのために生きているのか」「逆転しない正義」「他者の心のとげを抜いていきたい」。どれも普遍的な問いかけであり、私たち大人も改めて考えさせられます。
人間は何のために生きているのか。その答えは一つではなく、誰もが自分なりの意味を模索し続けるものです。しかし大切なのは、その問いを持ち続けること。幼い頃から「自分は何を目標に生きていくのか」と問い続け、やがて「なぜ勉強するのか」という問いへとつながったとき、人生の目的と学びの目的が重なって見えてきます。
聡生館では「人間力を育てる」ことを教育理念の中心に据えています。学力だけでなく、自分で考える力、他者を思いやる心、困難に立ち向かう勇気を大切に育んでいきます。テストの点数や受験合格はもちろん大切ですが、それはあくまで通過点。その先にあるのは「自分はどう生きたいのか」という問いへの答えを探し続ける姿勢です。
子どもたちには、やなせたかしさんが長年問い続けたように、正解のない問いに向き合い続けてほしいと願います。そして、その過程で勉強の意味や人との関わり方を見出し、豊かな人間力を備えた中高生へと育っていってほしいと考えています。
保護者の皆さまには、子どもたちの「学び」が単なる受験対策にとどまらず、人生を形づくる大切な営みであることを共に支えていただければ幸いです。聡生館はその伴走者として、子どもたち一人ひとりに寄り添い、未来へつながる学びを全力でサポートしてまいります。
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