中学3年生の高校受験指導|小金井市の学習塾なら個別指導学習塾「聡生館」＆学習支援・フリースクールの「スプラウツ」

１月、２月の受験期までの、大まかな学習計画を作り、夏休みを中心にして立ててみて下さい。
この場合、勉強計画は、受験勉強と通常の定期試験対策勉強の双方に対する計画となります。
どこかの学習塾へ通塾されている生徒さんは、塾としての学習計画があろうかと思いますが、必ずしもそれが最適であるとは限りません。
一人一人の学力や部活などの有無、学習スタイルにかなり影響されようかと思います。
その辺を十分に考慮した上で、通塾している塾の計画が適切であるのかどうか、検討してみてください。
あまりにも合わないようであれば、思い切って転塾することをお勧めします。
それも時期が早ければ早いほどベストです。
また、学習計画と同時に勉強預金通帳を作って下さい。
学習時間をお金に換算して幾らというように自分なりに決めて、毎日の学習を具体的に可視化するのです。
事実、学力を養うということは、将来において、高い賃金を期待できる可能性も高くなってくる訳ですから、勉強をお金に換算した通帳はあながち、子供遊びという訳ではなく、十分に真実味を帯びているとも考えられるのです。

学習というと、まとまった時間を考えがちですが、隙間時間を探して、英単、英熟語やリスニングなどに上手に活用することは、他人との学力差をつけて、受験に勝つための一つの方法です。
10分、15分という時間は日常生活を見直すことで、必ず見つけられる時間であるに違いありません。

英数は積み上げ教科ですので、１年生からの躓きがあってはなかなか成績が上がりません。
それ故、先ずは、受験対策のための勉強はこの英数からのスタートです。
１，２年生の教科書を開き、学習すべき単元の優先順をつけていきます。
優先度の高いものから順番に学習を進めて下さい。
英語の場合は、必ず音読することをお勧めします。
１日に１、２年生の教科書を少なくとも３０分は音読し、文意、文法を考えながら毎日続ければ、練習問題を解かなくとも、かなりの基礎力は必ず身に着くはずです。

受験科目は受験校によって異なりますが、大別しますと、英数国の３教科か、英数国理社の５教科かということになろうかと思います。
合否は、あくまでも合計点ですので、どの教科でどのぐらいの点数を取り、合格点に乗せるのか、そのためには各教科に対する勉強時間をどのように割り当てるのか、受験必勝のための作戦として十分に検討しなければなりません。
但し、ここで注意すべきことは、苦手意識のある科目に対するこだわりが強く、例えば、数学が苦手なことから、数学にかなりの時間を費やしてしまう、ということです。
そして、勉強時間の割には数学の模擬試験の点数が伸び悩んでいるような場合は、ある程度のところで、妥協をして『伸びしろ』が期待できる他の教科に勉強時間を回すことが得策だということです。
こうした切り替えが遅くなればなるほど、時間の浪費になりますので、遅くとも１０月末までには、各教科に対する偏差値アップに繋がる学習時間の配分を決めることが望ましいと考えます。