小学3年生以上の中学受験指導|小金井市の学習塾なら個別指導学習塾「聡生館」＆学習支援・フリースクールの「スプラウツ」

幾つかの原因はあろうかと思います。１．学習時の集中力　２．勉強に対する計画性　３．同じ問題を解き直す頻度が少ない　などの原因が考えらえます。この場合、２，３の原因については比較的解決し易いものであると思います。
ある決められた範囲での勉強の優先順を立てていく、また、繰り返しの必要な問題にはマークを付けたり、繰り返し問題専用のノートを作成したりして、数多くの繰り返しをすることが大切です。
先へ進むだけで復習時間が少なかったり、復習をしても繰り返しの少ない復習であったりしては勉強という意味では時間をかけていることになりますが、学力定着の勉強にはなっていないことからその結果、学力が伸び悩んでしまうことになります。

通塾して受験勉強をすることがごく一般的ですが、この際、どのような塾を選び、通塾するかという点が一番の問題となります。
難関校への合格率が高い塾が決して全ての受験生にあっているという訳ではありません。
受験生一人一人の学力や性格的な特性などを考慮した上で、それらに適した塾であれば良いのですが、世間的な評判だけを頼りにしていますと、塾との相性が悪いことから通塾していてある程度成績が伸びてもそれ以上に伸びないような結果を招いてしまうことになります。
この場合、時期を選ぶのも大切ではありますが、他塾へ体験で通塾されることをお勧め致します。
病気の治療と同様に行き詰った時には、セカンドオピニオンや転院を考えます。
塾の場合も何度も変えていくことは却ってマイナスになってしまいますが、多くても2つぐらい変えてみて3つ目に本当に適した塾へ通塾できたというようなことがあっても良いかと思います。

お子さんが持っている特性が原因して学習管理ができない場合も多々あろうかと思いますが、いずれにしても避けて通れるのが中学受験ですので、親御さんにも時間がなく、ご本人があまりにも学習管理ができないような場合は、受験そのものを考え直すことも一つの解決策かもしれません。
中学受験は親の受験と言われますが、学習管理もある意味では親御さんの大切な役割の一つです。
お子さんとの役割分担を決めて、どこまでをご本人が、そして、どこからを親御さんが管理していくのか、学習量の変化につれて決め直していくことがベストだと思います。
学習管理は、家庭での勉強計画を含めた上での管理と考えて頂ければ、管理の仕方で学力の伸びも大きく違ってくるものと考えます。