
「どう接すればいいのか分からない」
「何も言わない方がいいのか、それとも言うべきなのか」
不登校や発達特性(ASD・ADHDなど)を抱えるお子さまを前に、多くの保護者の方がこの問いに直面します。
小金井市のフリースクール・スプラウツでも、保護者の方から最も多くいただくご相談の一つです。
そして結論から言えば、
👉 子どもの回復速度は「親の関わり方」で大きく変わります。
ただしここで重要なのは、「何をするか」ではなく、
👉 “どういう距離感で関わるか”
です。
■ なぜ関わり方がそれほど重要なのか
不登校の状態にある子どもは、
すでに多くのストレスや不安を抱えています。
・学校での失敗体験
・周囲との比較
・「できない自分」への意識
こうした状態の中で、最も影響を受けるのが、
👉 家庭での関係性
です。
つまり、家庭での関わり方が、
「回復の後押し」にもなれば、
「停滞の要因」にもなり得るのです。
■ 回復を早める関わり方
スプラウツで回復していく子どもたちの背景には、
共通した関わり方があります。
① “評価しない”関わり
「頑張ったね」「まだ足りない」
こうした評価は、一見ポジティブでも、
子どもにとっては“基準を突きつけられる”感覚になります。
回復していく子の家庭では、
👉 「評価」ではなく「受け止める」
という関わりがなされています。
例:
・「そうなんだ」
・「今日はどうだった?」
このような言葉が、子どもの安心感を支えます。
② “変化を急がない”姿勢
「いつ学校に戻るの?」
「そろそろ勉強しないと」
こうした言葉は、正論ですが、
タイミングを間違えると大きなプレッシャーになります。
回復していくケースでは、
👉 「変化は自然に起きるもの」
という前提で関わっています。
結果として、
子ども自身のタイミングで動き出すことが多くなります。
③ “信じて待つ”ことができる
最も難しく、そして最も重要なポイントです。
子どもが動かない時間は、
保護者にとって非常に不安な時間です。
しかし、回復していく子どもたちは、
👉 「待たれている経験」
を持っています。
この経験が、
「自分はこのままでいいのではなく、“ここから変われる存在”だ」
という感覚につながります。
■ 回復を遅らせてしまう関わり方
一方で、意図せず回復を遅らせてしまうケースもあります。
それは、
👉 「正しさ」が強く出すぎてしまうこと
です。
・将来を考えての助言
・現実を見据えた指摘
・早期回復を願う言葉
どれも正しいものです。
しかし、子どもがまだ動けない段階では、
👉 「正しい言葉」=「受け止められない言葉」
になってしまいます。
このズレが、関係性の距離を広げてしまうのです。
■ 大切なのは「段階に合った関わり」
ここで重要なのは、
👉 関わり方には“段階”があるということです。
初期段階では
→ 安心・受容
中期では
→ 小さな成功の共有
後期では
→ 目標設定・進路の話
この順序を守ることで、
子どもは無理なく前に進むことができます。
■ スプラウツのサポート
スプラウツでは、子どもへの支援だけでなく、
保護者の方へのサポートも重視しています。
・今どの段階にいるのか
・どのように関わるのが最適か
・家庭での声かけの具体例
これらを丁寧に共有しながら、
家庭と連携して回復を支えていきます。
また、1日平均4名の少人数制だからこそ、
👉 一人ひとりの状態に合わせた細やかな対応
が可能です。
■ フリースクールだからこそできる関係性
学校でも塾でもない、フリースクールという立場だからこそ、
👉 「評価されない関係性」
を築くことができます。
この関係性が、
子どもにとって“安心して変われる場所”になります。
さらに、併設の個別指導塾・聡生館と連携することで、
・学び直し
・高校受験
・進路設計
まで一貫してサポートします。
■ 保護者の方へ
今の関わり方が正しいのか、不安になることもあると思います。
ですが、完璧である必要はありません。
大切なのは、
👉 「子どもに合った関わり方を見つけていくこと」
です。
そして、それは一人で考える必要はありません。
■ まずはご相談ください
スプラウツでは、小金井市を中心に、
・不登校
・発達特性(ASD・ADHD)
・学び直し
に関するご相談を受け付けています。
👉 関わり方に悩んでいる段階でも大丈夫です。
一人で抱え込まず、まずは一度ご相談ください。
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