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2026/02/07
聡生館
なぜ、研究者が学習塾を主宰しているのか ――聡生館が大切にしている“学びの設計”の原点

学習塾の代表としては、少し珍しい経歴かもしれません。
私は、東京大学大学院博士課程を修了し、工学博士の学位を取得しました。博士論文では人工血管の開発をテーマに研究を行い、国内外の学会で発表を重ね、海外の大学研究室でも講演の機会をいただいてきました。
その後も、東京大学の共同研究員として、多くの留学生の研究指導に携わってきました。

こうした経歴だけを見ると、「なぜ学習塾なのか」と疑問に思われるかもしれません。

実は、私が学習塾を始めた理由は、最初から塾をやろうと決めていたからではありません。
そこには二つの大きな出来事がありました。


研究から一歩退くという選択

一つ目は、体調不良です。
研究者として歩み続ける中で、無理が重なり、第一線の研究活動から一度距離を置く決断をしました。

これは「挫折」というよりも、「立ち止まって考える時間」でした。
人は、どれほど意欲や能力があっても、心身が追いつかない瞬間があります。
研究の世界でも、教育の現場でも、それは同じです。

この経験は、後に教育に向き合う上で、とても大きな意味を持つことになります。
人は、常に同じ速度で進めるわけではない。
無理をさせても、結果は続かない。

この感覚は、今の聡生館の指導姿勢の根幹になっています。


大学院時代に経験した「塾の現場」

もう一つの理由は、大学院生時代に友人と学習塾をアルバイトとして経営していた経験です。
単に教えるだけでなく、運営にも関わり、生徒一人ひとりの成績や変化、保護者とのやり取りに真正面から向き合いました。

研究室では、
仮説を立て、検証し、修正し、また考える――
答えのない問題に取り組む日々。

一方、塾の現場では、
理解の速度も、つまずく場所も、学習への姿勢も違う子どもたちと向き合う日々。

この二つは、私の中では決して別物ではありませんでした。

「なぜ、この子はここで止まるのか」
「どう設計すれば、理解まで辿り着けるのか」

それは研究と同じく、思考の設計そのものでした。


研究者の視点が、教育に生きている

博士課程で学んだのは、知識そのもの以上に、考え方です。

  • 問題を細かく分解すること

  • 原因と結果を切り分けること

  • 一度の失敗で結論を出さないこと

  • 条件が変われば、設計も変えること

これはそのまま、学習指導に当てはまります。

成績が伸びない理由を「努力不足」で片付けてしまえば簡単です。
しかし、それでは次の一手は見えてきません。

聡生館では、
どこで理解が止まっているのか
どの前提が抜けているのか
今の学習量と負荷は適切か

こうした点を、一人ひとり丁寧に確認しながら、学びを再設計します。


なぜ「個別最適」にこだわるのか

集団指導が合う子もいます。
一方で、集団のペースでは置いていかれてしまう子もいます。

研究の世界では、同じテーマでも、理解の仕方や発想は人それぞれです。
教育も、本来は同じだと考えています。

聡生館が大切にしているのは、
その子に合わせて環境と方法を調整すること。

無理に引き上げるのではなく、
今立っている場所を正確に測り、
そこから確実に次の一歩へ進む設計をする。

これは派手さはありませんが、
長い目で見たとき、確実に力になります。


新年度を迎えるにあたって

新しい学年は、期待と同時に不安も生まれる時期です。

  • 勉強についていけるだろうか

  • このままで大丈夫だろうか

  • 何から始めればいいのか分からない

そう感じているご家庭は、決して少なくありません。

聡生館は、
「とにかく頑張らせる塾」ではありません。
「一人ひとりの学びを設計する塾」です。

研究者として培ってきた視点と、
長年、教育現場で積み重ねてきた経験をもとに、
新年度も、一人ひとりと丁寧に向き合っていきます。


by Dr.Kazushige.O  

一般社団法人自在能力開発研究所 代表理事

聡生館&スプラウツ 代表


新年度生 募集中です

現在、聡生館では 新年度生の募集 を行っています。
学習に不安がある方、学び方を見直したい方、
まずはお気軽にご相談ください。

体験や面談を通して、
「今、何が必要なのか」を一緒に整理するところから始めます。

派手な宣伝はしていませんが、
学びの設計には、本気で向き合っています。

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