中学1年生の一年間、本当にお疲れさまでした。
小学校とは違う教科構成、定期テスト、部活動、人間関係。
想像以上に疲れた一年だった、という生徒も多いはずです。
そして、もうすぐ4月。
「新中学2年生」という学年に進みます。
このタイミングで、ぜひ一度立ち止まって考えてほしいことがあります。
それは――
「そろそろ受験を意識した勉強を始めていい時期に入っている」という事実です。
中学2年生は“受験学年の準備期間”
多くのご家庭では、
「受験は中3から」
「まだ中2だから大丈夫」
と思われがちです。
しかし、実際の高校受験は中2の内容から本格的に差がつき始めます。
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数学は一気に抽象度が上がる
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英語は文法量が増え、読む・書くが本格化
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理科・社会は暗記だけでは太刀打ちできなくなる
ここで一度つまずくと、中3で取り戻すのは簡単ではありません。
だからこそ、中2は
**「受験勉強のスタート地点」ではなく、
「受験に向けた土台づくりの最重要期間」**なのです。
「受験勉強=難しい問題」ではない
ここで誤解してほしくないことがあります。
今から受験を意識すると言っても、
いきなり難関校の過去問を解く必要はありません。
むしろ大切なのは、
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基礎をあいまいにしない
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学習習慣を崩さない
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勉強のやり方を整える
この3つです。
受験で差がつくのは、
「難しい問題を解けるか」よりも
**「当たり前の問題を落とさない力」**です。
その力は、中2の一年間の過ごし方でほぼ決まります。
中2で多い“失速パターン”
これまで多くの生徒を見てきて、中2でよく起こるのが次のような状態です。
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中1の延長で勉強してしまう
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テスト前だけ何とかやる
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部活が忙しくなり、学習量が減る
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成績は悪くないが、伸びなくなる
特に危険なのは、
**「点数は取れているのに、理解が浅いまま進んでいるケース」**です。
この状態は中3で一気に崩れます。
だから今、
「まだ大丈夫なうちに、整える」
これがとても重要なのです。
今から意識してほしい3つのこと
① 勉強を“作業”にしない
問題を解いて終わり、ではなく、
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なぜ間違えたのか
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どこが分かっていなかったのか
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次はどう直すのか
ここまで考えて、はじめて勉強になります。
中2からは「考える勉強」に切り替える時期です。
② 定期テストを“受験の練習”として使う
定期テストは、
受験に向けた最高の練習材料です。
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出題範囲を把握する
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計画を立てる
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直しを徹底する
これを毎回きちんとやれる生徒は、
中3になっても大きく崩れません。
③ 勉強の「順番」と「やり方」を決める
「何からやればいいか分からない」
これは非常に多い悩みです。
しかし、受験では
勉強の順番そのものが結果を左右します。
自分に合ったやり方を、
中2のうちに見つけておくことが、最大の準備になります。
聡生館が中2を大切にする理由
聡生館では、
中学2年生の一年間を
**「受験の勝負を決める準備期間」**と位置づけています。
この時期に行うのは、
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学力の整理
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学習習慣の再設計
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思考の癖・ミスの傾向の分析
いわゆる「先取り」よりも、
今ある学力を正しく使える状態にすることを重視しています。
その結果、
中3で無理なく受験モードへ移行できる生徒が増えています。
最後に ― 今始めることに意味がある
「もう少し様子を見てから」
「中3になってから本気で」
そう思っているうちに、
時間はあっという間に過ぎていきます。
今、少し意識を変えるだけで、
1年後の自分は大きく変わります。
中学2年生は、
焦らず、でも立ち止まらずに進める、最後の余裕のある一年です。
この春を、
「何となく始まる一年」にするか、
「受験につながる一年」にするか。
その分かれ道は、今ここにあります。


