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2026/01/07
聡生館
60分で解ける正解と、10分で解ける正解 ――入試で差がつく「思考の設計」と学習コーチング

高校数学の指導をしていると、同じ問題を解いても、生徒によってかかる時間が大きく異なる場面に日常的に出会います。

たとえば、ある難問を
・60分かけて粘り強く解き切る生徒
・10分ほどで解法の見通しを立て、答案を書き上げる生徒

どちらも最終的には正解です。
結果だけを見れば、両者に差はありません。

しかし、大学入試という現実を考えたとき、この「時間差」は決定的な意味を持ちます。
限られた試験時間の中では、1問を60分かけて解くことは極めて不利です。
一方で、10分で解法に到達できれば、残り時間を見直しや他の問題に使うことができます。

では、この差はどこから生まれるのでしょうか。
そして、この差は「才能」なのでしょうか。

聡生館では、この問いに対して明確な答えを持っています。

それは、
差は才能ではなく、「思考の設計」と「学習の仕方」によって生まれる
ということです。


私たちが見ているのは「答え」ではなく「思考の過程」

聡生館の指導で最も重視しているのは、
「正解したかどうか」ではありません。

むしろ、
・どこから考え始めたのか
・どの時点で方針を決めたのか
・どこで迷い、どう切り替えたのか

こうした思考の過程を丁寧に確認します。

60分かけて解く生徒の多くは、決して理解力が低いわけではありません。
真面目で、諦めず、最後まで粘る力があります。
これは学習において非常に大切な資質です。

しかし一方で、
・最初に全体像を描かないまま手を動かし始める
・解法の候補を持たずに計算を進める
・行き詰まっても切り替えの判断が遅れる

といった傾向が見られることが多いのも事実です。

結果として、時間がかかり、試験では不利になります。


差が生まれるのは「最初の数分」

10分で解ける生徒と、60分かかる生徒の差は、実は最初の数分に集約されています。

10分で解ける生徒は、問題文を読んだ直後に次のことを行っています。

・何を求める問題かを一言で整理する
・使えそうな条件を素早く抽出する
・考えられる解法を2〜3個頭に浮かべる

そのうえで、最も可能性の高い方法から進めます。
もしうまくいかなければ、早い段階で別の方法に切り替えます。

一方、60分かかる生徒は、
最初の設計が曖昧なまま計算に入ってしまうことが多く、
途中で迷い、戻り、試行錯誤を繰り返すことになります。

聡生館では、この「最初の設計」を明確にするためのコーチングを行っています。


聡生館で行っている学習コーチングの中身

私たちの指導は、「速く解かせる」ことを目的にしていません。
目的は、再現性のある思考を身につけることです。

そのために、次のような指導を行っています。

まず、問題に取り組む前に
・最初の3分で何を考えるか
を明確にします。

具体的には、
・ゴールの確認
・条件の整理
・解法候補の洗い出し

を言語化させます。

次に、解けた後には必ず振り返りを行います。

・どこで時間がかかったのか
・本来短縮できた部分はどこか
・次に同じ問題が出たら、どう進めるか

こうした振り返りによって、「解けた経験」をその場限りにせず、次につながる技術へと変えていきます。


速く解ける生徒にも必要なコーチング

意外に思われるかもしれませんが、10分で解ける生徒にもコーチングは必要です。

速く解ける生徒は、
・感覚的に解いている
・なぜその方法を選んだのか説明できない

といった状態に陥りやすいからです。

このままでは、問題が難化したときや条件が変わったときに対応できなくなります。

聡生館では、速く解ける生徒に対しても、
・別解を考えさせる
・判断の根拠を言語化させる
・条件を変えた問題に取り組ませる

といった指導を行い、思考の柔軟性と再現性を高めていきます。


入試で本当に差がつく力とは

大学入試で求められるのは、
「時間をかければ解ける力」ではありません。

限られた時間、緊張した環境の中で、
・状況を整理し
・最適な方針を選び
・安定して得点する力

です。

これは、才能ではなく、訓練によって身につく力です。

聡生館では、単なる解法指導ではなく、
思考の設計を整える学習コーチングを通して、
入試で通用する数学力を育てています。

60分で解ける正解を、10分で解ける正解へ。
そして、その力を本番で再現できる力へ。

それが、私たち聡生館の数学指導の核です。



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